電動リクライニングベッド＝介護という考えはもう古い！？
電動リクライニングベッドとは
電動リクライニングベッドとは、その名前の通り、電気の力でモーターを動かして、ベッドの形状を変化させることができるベッドのことを言います。
ベッドで快適に過ごせるための様々な機能がついており、状態を起こす「背上げ機能」や、その背上げ機能で状態を起こす際に体のズレを防ぐ「脚上げ機能」、ベッドの高さを調節する「上下昇降機能」などがあります。
介護現場で役立つ電動リクライニングベッド
まずは、多くの方が、電動リクライニングベッドと聞いてイメージしたと思われる、介護現場で電動リクライニングベッドがおすすめされる理由から紹介していきたいと思います。
介護される側にとっては、電動リクライニングベッドを使用すると、ベッドから起き上がったり、立ち上がったりするのが楽になるので、ありがたい存在であるのはもちろんのことですが、介護する側にとっても、電動リクライニングベッドを使用すれば、自力で体の向きを変えたり、自力で体を起こしたりすることがつらく大変な高齢者の方でもその動作がしやすくなり、ベッドから降りる作業や、車椅子に移る作業がスムーズに行えるようになるので、介護の負担が減り、とてもありがたい存在であると言えます。
また、体を動かすことが難しい方でも、さきほどお伝えした、「背上げ機能」や「脚上げ機能」を使えば、同じ姿勢でずっと寝たきりになってしまう…という事態を防がことができます。
そして、こちらも先程お伝えした、電動リクライニングベッドの高さを調節する「上下昇降機能」を使えば、ベッドのたかさを調節することができますので、介護する側の方が介護しやすい高さに調節して介護を行うことができるため、介護する側がかがんだりして腰を痛めることもなくなります。
この腰痛問題実は在宅介護などで、介護する側の方にとって結構深刻な問題なんです。「老老介護」なんて言葉がある時代ですから…。
ですので、この電動リクライニングベッドという商品は、介護される側にとっても、介護する側にとっても、メリットしかない商品になっており、まさに、介護現場にはなくてはならない存在なのです。
では、なぜ、このような介護に特化した電動リクライニングベッドが、一人暮らしの若者にも最適との声が上がっているのでしょうか。次の章で説明していきます。
一人暮らしの若者から働き盛りの世代まで、幅広い世代に支持される電動リクライニングベッド
一人暮らしの若者に電動リクライニングベッドがおすすめな理由
私自身一人暮らしをしていたお金もない若い頃に感じたことなのですが、とにかく部屋が狭い。家賃の関係でワンルームにしか住めない若者は多いと思いますが、ワンルームですと、ベッドとテーブルとテレビなんかを置いたらもう部屋のスペースはいっぱい。
ソファーや椅子なんて置くスペースがない！なんて困っている若者は多いのではないでしょうか。こういった部屋の配置になりますと、くつろぐスペースがベッドしかないので、ご飯を食べたらベッドに直行。休日はベッドで一日中寝っ転がって携帯をいじっている…なんて生活になりがちです。
そこでうってつけなのがこの電動リクライニングベッドです。おすすめ理由は、電動リクライニングベッドでしたら、ベッドひとつ置くだけで、スペースはベッドひとつぶんしか取らずに、ベッドをおこせばソファーとして使うことができます。ソファーがあれば、休日一日中寝っ転がっていた…なんてだらしのない生活も防ぐことができるのです。
冬でしたらこたつを出さなくても、電動リクライニングベッドを起こして毛布をかければじゅうぶんあたたかいので、電気代の節約にもつながりますね。
一人暮らしのベッドにしてはお値段が少し高めかもしれませんが、ベッドとソファーとこたつの三役を担ってくれる存在と思えば、そこまで高い値段でもないような気もします。
働き盛り世代に電動リクライニングベッドがおすすめされる理由
この世代がベッドに求めなければいけないものは、なんといっても良質な睡眠！そこでこの電動リクライニングベッドでしたら、リクライニング機能を使って、足が浮腫んだ日はほんの少し脚を上げてみたり、ほんの少し背中を起こしてみたりするなどのちょっとした調節で寝つきがぐんと良くなり、質の良い深い眠りにつくことができます。その結果は、説明しなくてもわかるとおり、生活の質の向上につながつていきます。
また、寝る時以外でも、テレビを見るとかやタブレットを使っての映画鑑賞・音楽鑑賞など、リラックスタイムの用途に合わせてリクライニングを調節することで、その時の自分に合った体制で息抜きの時間を楽しむことができ、無理のない姿勢を取ることで体にかかる負荷を軽減することができます。
このように、一人暮らしの若者から働き盛り世代、さらには介護を受ける高齢者や介護する側まで、幅広い世代の役に立つ「電動リクライニングベッド」。
最近では、機能だけではなくて、デザインもスタイリッシュでオシャレなものが増えてきています。
そのため、「介護で使う見た目がちょっとよくない電動リクライニングベッド」ではなく、一人一人のお住まいのおしゃれなインテリアに合わせた「おしゃれでスタイリッシュな電動リクライニングベッド」を選ぶことができるので、お部屋のイメージを悪くしたら邪魔したらすることもありません。
実際に、おしゃれなモデルの某有名人も、この電動リクライニングベッドを使っているとの噂も…。
こんなに幅広い用途で使うことができて、いいことずくめな「電動リクライニングベッド」。
この記事を読んで少しでもいいと思った方がいれば、ぜひとも購入することをおすすめさせていただきたいです。
普通のベッドに比べて、電動リクライニングベッドの方が少々値段は高くなるかもしれませんが、介護世代にもとても便利な商品ですので、働き盛り世代の方でしたら、今は元気でも、もしもの将来のことを見据えての購入と思えば、そう高いお値段ではないのではないでしょうか。
